スポットビジョンスクリーナー(視機能検査)
「スポットビジョンスクリーナー」は弱視の危険因子となる斜視、屈折異常(遠視・近視・乱視)、不同視を数秒でスクリーニング出来る機器です。視力の測定は出来ません。
生後6か月以降の乳幼児から検査可能ですが、3~5歳の弱視のスクリーニングに有効です。
生まれたばかりの赤ちゃんは明るさがわかる程度といわれています。
視力の発達は生後1か月頃から始まり、3歳頃までに急速に発達し、6~8歳頃まで続くといわれています。
いろいろなものを見ることで視覚刺激を受けて視力が発達します。
この時期に斜視や屈折異常などがあることで、適切な視覚刺激を受けられないことや視覚刺激に一定以上の左右差があることにより、弱視(一番合う眼鏡をかけても視力が不良)となってしまう恐れがあります。
視力の発達期を過ぎてしまうと治療の反応が低下するため、早期発見・早期治療が大切です。
異常の結果が出た場合は、ご相談のうえ適切な医療機関(眼科)へご紹介いたします。
検査をご希望の方は問診票にご記入いただくか、診察前に受付にお声がけください。